PB流通協議会が3型式・6機種のPBパチスロ機を合同展示

 PB流通協議会は11月2日、都内荒川区のダイナム綜合ビルにて、PB機合同発表記念勉強会を開催。当日は既にホール導入済みのPBパチスロ機「1枚掛け せみ」「CANスロ」含めて3型式・6機種のPBパチスロ機を展示した。
 今回、展示したPBパチスロ機は「1枚掛け せみ」(型式名:イチマイガケ)、「CANスロ」(型式名:アソベルユウギスロット)、「チューリップ」(同左)、「大戦艦」(同左)、「1枚掛け パチスロ入門」(型式名:パチスロニュウモン)、「1枚掛け 所さんのパチスロ入門」(同左)の3型式・6機種。このうち「1枚掛け せみ」と「CANスロ」に関しては既にホールへの導入が始まっているが、その他の機種は今のところ導入時期や販売方法等は未定となっている。
 PB流通協議会は、その中心人物と見られる遊技機販社の(株)ピービー・三木彬代表取締役の話及び同協議会公式HPによれば、メーカー、販社、ホールの垣根を越えた横断的組織で、コストダウンと新たな収益ビジネスモデルの構築を目指す研究団体。正会員はPB機開発・流通に携わっている企業、個人とし、賛助会員はパチンコ業界に建設的な関心があれば業界内外、立場、所属の区別なく参加可能としている。これまで任意団体であったが、今年10月に中間法人化をしている。
 今回展示されたPB機は、ホールなどメーカー以外の企業主導により約3年前より開発がスタート。製造はPBパチスロ機専用メーカーとなる(株)オルカ(代表者、本社所在地は(株)ピービーと同一)が担い、「CANスロ」を例に挙げれば、同友会の遊技機研究開発作業部会が遊技機の仕様等をホール現場の声をもとに設計し、遊びやすさ(ボーナス確率が設定1でも1/94.2)をコンセプトに、1台当たり26万円という低価格でのホール導入を実現した。また当日展示された機械のほかにもPB機は数多くあり、なかには複数の販社が集まり企画・開発されたPB機なども存在する模様だ。
 販売方法に関しては、通常購入のほか、今後はレンタルプランも用意する。このレンタルプランサービスは、(株)ダイナムのグループ企業である(株)パチンコリース(豊岡貞之代表取締役)が提供する。当日、同社の豊岡代表取締役及び平井担当部長によるレンタルシステムの概要発表が行われ、同システムの導入メリットや契約条件、契約の流れ等が説明された。それによれば、取得価格30万円の機械の場合、月々のレンタル料金は42,600円。契約後6ヶ月間はレンタル契約を解約不可と定めていることから、最低レンタル料の総額は、この例(30万円の遊技機)の場合25万5,600円となる。レンタル7ヶ月目以降は、月々のレンタル料金が大幅に下がりそれまでの1/10(4,260円)となる。またレンタルなので解約時には機械を返却しなければならない。
 同社関係者は、今回のレンタルプランのメリットを、他メーカーのレンタルプランに比べ拘束期間が短いこと、税法の改正により損金算入が不可となったリースに対し、レンタルは全て損金算入が可能であること等を挙げた。なお実際の契約時は審査が必要となるが、その審査情報が(株)ダイナムに流れることは法令順守の観点からも無いことを、説明の場で同社関係者は強調している。
 このほか当日は、(株)エムアンドディ(ミカドグループ)の鏡味政樹代表取締役による「低貸玉営業店 10円スロット成功の秘訣と品揃え」と題した勉強会が行われた。
 現在、1円パチンコを中心に、低貸玉料金化がトレンドのホール業界だが、同社は経営する1部の店舗において2004年11月よりパチスロを、2005年9月よりパチンココーナーで半値貸し営業を開始。現在は経営する11店舗中6店舗の全台において、半値貸し営業を実施している。鏡味氏は、半値貸し営業に踏み切った経緯や、半値貸し営業前と半値貸し営業後の客層や営業数値を、実際の営業データを公開したうえで比較し、当日集まった多くのホール関係者へ、業態変更を検討する上での貴重な情報・ノウハウを提供した。

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