日電協ファンアンケート調査 ここ2年間で約3割減少

 日本電動式遊技機工業協同組合(里見治理事長)は11月6日、都内台東区の同組合会議室にて記者会見を開催。今年9月に実施したパチスロ5号機に関する市場調査の結果を報告した。
 今回の調査は、同組合より委託を受けたコンサルティング企業の(株)ドリームインキュベータが今年9月、一般ファン20,000人、ホール3,200(有効回答数は1,100ホール)を対象にアンケートを実施。目的はファン動向及びホール経営状況の把握で、報告書では05年〜07年にかけてのパチスロファン人口やホール経営状況の推移等がまとめられている。
 同報告書によれば、パチスロファンは2005年の時点で587万人存在していたのが、4号機の全撤去などにより現在は約3割減となる424万人にまで減少。内訳を見るとヘビー層が半減、ミドル・ライト層も約2割の減少となっている。またホールの立地タイプ別で見れば、地方部(政令指定都市以外)での減少が顕著な結果となった。このまま業界側が何も対策を講じなかった場合、近い将来、更に80万人強のファンが減少する可能性もあると報告書では指摘している。
 一方、ホール経営も05年〜07年にかけて売上/粗利とも約3割減少した。経営悪化の原因は主としてパチスロ。立地タイプ別には、特に地方・駅前の減少が大きく、チェーン規模別では、小規模チェーンでの粗利減少幅が大きい。これらの結果から、将来的にホール数は10,000店を下回る可能性もあると厳しい情勢を見通している。
 記者会見で里美理事長は「正直言って“恐ろしいな”というのが今回の調査結果を見ての感想。私も35年以上業界にいるが、法律の改正等で一時的に(市場は)落ち込んだことはあったが、ここまでというのは初めての経験」と感想を述べた。

[BACK]



当ウェブサイトに掲載されている写真や文章などの著作権は全て、株式会社近畿出版社または情報提供者に帰属します。
掲載されている情報を許可なく、複製・転載・引用などを行うことは、法律によって禁止されています。
Copyright (C)2003 株式会社近畿出版社. All rights reserved.