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“ちょいパチ”をメディア公開

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日工組(金沢全求理事長)は4月20日、”ちょいパチ”プロジェクトに関する記者会見を、都内中央区の三洋物産東京本社で開いた。

より手軽で安心・安全に遊べる遊技機として日工組がパチンコ業界に提案する“ちょいパチ”。主なターゲットは、短時間遊技を望むユーザーや小額で楽しみたいユーザー、パチンコ未経験者などで、4円パチンコの新たな市場開拓を狙う。

仕様面では、大当り確率が1/40よりも甘く、ヘソ賞球5個以上という点が特徴。また型式名においては、全メーカー共通で、機種名の前に“ちょいパチ”という言葉を、さらに機種名の後ろには大当り確率を表記(例:ちょいパチ●●●●29)することとし、“ちょいパチ”を浸透させていく。

市場投入は、第1弾が6月中旬~下旬を予定。第1弾機種は大当り確率が1/30以上となる見込みで、その後、大当り確率1/40以上の機種を第2弾として7月中旬~下旬に掛けて投入していく予定だ。また、これらの市場投入に先立ち、告知活動として、来る4月29日と30日に開催されるニコニコ超会議2016内の「超パチンコ&パチスロ ファンフェスタ2016」で、“ちょいパチ”の説明及び試打ブースを用意することで、一般ファンにもアピールする。

記者会見では、“ちょいパチ”の概要説明が動画により行われたほか、日工組の金沢全求理事長が挨拶。同理事長は「遊技産業活性化委員会の下部団体である遊技機検討委員会において、日工組よりホール5団体に身近なパチンコとして“ちょいパチ”を提案させて頂いた。今のパチンコは射幸性の高い遊技機が非常に多い。初めての人が射幸性の高い遊技機をプレイして大当りを堪能出来なかったら、パチンコはお金の掛かる遊びと捉えられる。それでは初めての人には遊技して頂けない。ホール5団体に色んなメーカーの“ちょいパチ”をボックスや列で導入して頂き、新たなジャンルとしてファンを獲得したい。射幸性の高い遊技機が多いという中で日工組は世間やパチンコ業界内、行政から色々と注意やアドバイスを頂いている。その中で、まず出来ることは“ちょいパチ”ということで提案させて頂く」と述べ、気軽に遊べるパチンコ機の提供を通じて、新たなファンを獲得していく意向を示した。

なお記者会見場には、11メーカー11機種の“ちょいパチ”仕様機が展示され、集まった関係者の注目を集めた。

IMG_4296フォトセッション(左より日工組・筒井公久副理事長、金沢全求理事長、井上孝司副理事長)

IMG_2440記者会見場には11メーカー11機種の “ちょいパチ”仕様機を展示

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