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釘問題抵触機を撤去要請――警察庁

      2015/11/16

警察庁は11月6日、都内新宿区の遊技会館で、ホール5団体の関係者を集め、検定機と性能が異なる可能性のあるパチンコ遊技機について、業界を挙げて撤去を推進するよう要請した。

当日配布された文書には、今回の要請に関わる経緯等が記されている。まず、遊技産業健全化推進機構による遊技機性能調査の現状に触れ、「同年8月までの調査結果によれば、約6割が一般入賞口に玉が全く入らず、残りの4割も10分間に10個も入らないとのことであり、検定機と同性能のパチンコ遊技機が1台も発見されない」という現状を指摘。それとともに、日工組より既に「メーカーがホールに出荷する時点で、既に検定機と異なる性能となっている可能性があることから、該当するぱちんこ機について、業界挙げた回収を今後進めていくと報告を受けた」と説明。

以上のことから、警察庁はホール団体関係者に対し、風営法の遊技機規制に違反するおそれがある遊技機について「業界を挙げた回収に最大限協力するとともに、可及的速やかに該当型式に係る遊技機の撤去を推進して頂きたい」と要請した。

これに先立つ11月4日、日工組では警察庁に対し文書を発出。文書の中で、傘下組合員メーカーに対するヒアリング調査結果により、出荷時の遊技くぎのBY値が、3未満となる遊技機が存在することを明らかにするとともに、釘問題の責任は日工組メーカーにもあることを認める旨を伝えた。その上で、今後は“遊技くぎ”について適正な状態で出荷することを明言。合わせて、既に出荷・納品済みで“遊技くぎ”で問題のある遊技機については、他の団体と協力しホールから回収していく考えを示した。

なお、“遊技くぎ”で問題のある遊技機の詳細は、今後、日工組より業界各団体へ公表される予定となっている。
(※「11月9日、警察庁と日工組で話し合いが行われる予定」と書きましたが、関係者に確認したところ、そのような事実は無いことが分かりました。当該箇所を削除するとともに、誤った情報を発信したこと、ここにお詫び致します。)

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