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東京独自、釘の実態調査開始

投稿日:2015年9月30日 更新日:

東京都遊協独自の遊技機検査機構である健全化センターが、東京都内のパチンコホールを対象に、一般入賞口への遊技球の入賞状況について立入り実態調査を開始する。調査開始日は10月1日。

調査方法は、内偵を前提に、調査員が1店舗3台、1,000発の遊技(4円パチンコだと4,000円、1円パチンコだと1,000円分)により、一般入賞口への入賞状況を確認するというもの。調査により、一般入賞口に1玉も入賞しなかった場合、「全く入らない遊技機」とみなされ、その後の是正指導でも改善が見られない場合、行政へ報告することとした。

周知の通り、今年6月から遊技産業健全化推進機構が“遊技くぎ”の状態に関する遊技機性能調査を開始した。同機構は本年12月以降、異常を確認した場合、その調査結果を警察庁に報告することとしている。

今回、健全化センターが独自調査を開始するのは、東京都のホールが “遊技くぎ”の状態について行政から指摘されることを防ぐことが趣旨となる。合わせて健全化センターでは、9月29日に東京都遊協が決議した「適切な賞品提供の徹底について」の内容(金賞品の提供価格の下限引き上げ等)を各ホールが実施しているかも調査。遵守されていない場合、“遊技くぎ”の状態同様、是正指導及び行政報告を行う方針としている。

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