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2014年度の遊技機関連機器の市場規模は前年度比94.0%の1兆2,232億円

投稿日:2015年9月26日 更新日:

㈱矢野経済研究所(水越孝代表取締役)は8月18日、2014年度のパチンコ関連機器市場に関する調査結果レポート「2015年版 パチンコ関連メーカーの動向とマーケットシェア」を発刊した。市場全体の売上規模は前年比94.0%(-774億円)の1兆2,232億円と、マイナス成長が続いた。

各部門別の推移では、シェアの過半を占めるパチンコ機市場が引き続きマイナス成長。売上金額ベースで6,437億円、前年度比98.8%となった。5期連続でプラス成長が続いていたパチスロ機市場は前年度比89.7%の4,256億円と、遂に前年割れ。また、周辺設備機器の市場規模は、前年度比87.8%の1,538億円、1割超の大幅なマイナス成長となった。

同書ではマイナス成長に転じたパチスロについて「引き続きパチンコ機市場の業績が振るわず、かつ、パチスロ機も高射幸に傾倒したことにより、全国的に稼働はピークアウトしている」と指摘。販売台数上位の製品での販売ロットが低下傾向にあることから、2015年度以降もパチスロ機の需要も弱まっていくと、マイナス成長を予測した。

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