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中古機の取扱台数102万台、林和宏氏が新会長に/全商協

投稿日:2017年6月14日 更新日:

全商協(林和宏会長)は6月13日、都内港区のヒルトン東京で第29回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で、中村昌勇氏に代わり林和宏氏が会長に就任した。

林和宏氏は会長就任に当たり「皆様にサポートして頂きながら、今まで同様、関係団体と良好な関係を築いていきたい。また、私もイチ取扱主任者として現場に出ている。取扱主任者の現場での労働環境が少しでも改善できるよう勧めていきたい」と抱負を語った。

総会は会員8名全てが出席し成立。第1号議案の事業報告及び決算承認の件、第2号議案の事業計画及び収支予算並びに賦課金徴収決定の件、第3号議案の役員(員外)報酬の件、第4号議案の任期満了に伴う役員改選の件の全てを滞りなく可決した。

事業報告書によると、同組合の主な事業であるパチンコ機の中古機の取扱台数(平成28年5月1日~平成29年4月30日)は件数で62万5,340件、台数で102万1,535台となり、前年比では件数が100.9%、台数が93.8%で推移した。また認定機の取扱台数は17万2,146台となり、中古機と合わせたトータル取扱台数は、119万3,681台となっている。

事業計画では、引き続き、中古遊技機流通の業務や遊技機の新流通制度に必要なスキルのレベルアップに向けた研修会を積極的に実施するとしたほか、依存問題への対応や、子ども虐待防止を訴える市民運動「オレンジリボン運動」への支援、組合員の労働環境の改善、使用済み遊技機のリサイク処理の徹底、不法投棄の廃絶、さらに環境にも配慮した具体的なエコ対策等に取り組むこととした。また次期(平成29年5月~平成30年4月)の確認証紙の発行枚数は102万枚(中古機用90万枚、認定用12万枚)と見通している。

林和宏会長

新役員

退任理事へ感謝状と花束を贈呈

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