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業界循環型の利益構図を/回胴遊商

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回胴遊商の関東・甲信越支部(成田茂支部長)は1月23日、都内文京区の東京ドームホテルで新年研修会を開催した。

研修会では、同組合各委員より活動状況が報告されたほか、講演会が催された。講師は回胴遊商の伊豆正則理事長が務め、「遊技業界の現状と将来について」と題し、IR推進法に係る依存問題や、流通制度の運用から見えてきた課題や問題点を中心に講演を行った。

伊豆理事長は、「見切り発車から始まった流通制度には、本年1月1日から施行された量定基準がある。本来こうした決め事は現場に即した物であることが当然で、そうでなければマーケットを自ら縮小させることになる」と指摘し、流通制度を改めて検証する必要性を訴えた。また、悪化する販売業者の労働環境についても「我々は今、ブラック業界だと烙印を押されても仕方のない状況下にある。労働力の対価を得るためには、ペーパー遊技機取扱主任者との差別化が必要。技能検定制度なりを作り遊技機取扱主任者資格を中身あるものにすれば、循環型の利益構図に変えられるのではないか」と、具体策を交えながら業界の先を見据えた取り組みを提案した。

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